glazed frost

FTのグレジュビ、OPのサンナミをこよなく愛するブログ。

ことのは ⑦

グレジュビ超短編 『ことのは 』シリーズ⑦

ごめなさい。
思いっきり大人向け……////

苦手な方は、バックプリーズ…!







「……や、グレイさ、……あ、」

組み敷いたジュビアを、指で追い詰める。

啄むように、唇を、舌を。

何度も何度も宥めるように、掠め取る。

グチュグチュと、かき混ぜると、ジュビアの中が、これでもかと言うほどに俺の指に絡み付いてきた。

追い詰められたジュビアは、もう、瞳に涙を湛えて、
必死で声を我慢している。

…くそ、…かわいい。
……もっと、もっと。

「…や、っ、グレイ様…もう…」

「ほら、もっと、声出せ」

「や、やだ、…やだ…」

「…や、じゃねぇだろ?……ほら」

そう言って、指を中で折り曲げて、思いきりこすってやった。

「…やっ、あぁぁっ…」

ポロポロと涙をこぼしながら、ジュビアの甘い声が響く。

あぁ、自分が、もう、限界なまで張りつめているのが、わかる。
やばい、……挿れたい。

でも。

でも、これからだ。

親指で、甘い粒を、3本の指で、うねる中を、舌で、舌と首筋を、そして、耳を。

こうやって、追い詰めるのも、可愛すぎて、もう止まってやれない。

「……グレイさ、ま、、、っ……や、あぁっ」

攻められ続けて、ジュビアの中が、身体が、脚が、大きく跳ねた。

そのまま抱きつぶすかの勢いで、ぐっと抱き締める。

「……ふぇ、……あ…」

泣きながら、こうやって逝くコイツって、もう、壊滅的にかわいいんだけど?

でも。ここからが、醍醐味。

聞きてぇ。


「ジュビア」

「……っ、や、」

「……ジュビア、なんて、言うの?」

追い詰めるように、ふっと嗤って。
そう、ジュビアに尋ねると。

ジュビアは、大きく瞳を見開いて。
フルフルと、首を横にふった。

「ジュビア」

もう一度、ジュビアの名前を呼ぶ。
でも、ジュビアは、また、大きく首を横にふった。

「…ふーん…」
「…………!」
「……あ、そ。
……言わねぇなら、また、こうすんぞ?」

そう言って、もう一度、ジュビアの中に指を埋める。

「…やっ、、やだ、やめて、くださ……」

「……ほら、なんて、言うの?ジュビア」

ジュビアの目から、また涙が溢れる。

それを、ペロリと舐めとりながら。

「……ジュビア、言えって、ほら」

ジュビアは、ギュッと眼をつぶって、どうしても嫌だと言わんばかりに、また大きく首をふる。

「…ジュビア、……言えっつの。」

指の動きをさらに激しく、それから、今度は唇を耳元で。

「……言わねぇなら、ずっと、このままだぞ?」

そう言うと、ジュビアは、ふるっ、と身体を震わせて。

それから、

「……い、言いま、す、…っ」

そう言って、また、ヒックヒックとしゃくりあげた。

ジュビアの目元にそっと、キスを落として、じっと見つめると。
ジュビアは、揺れる瞳をゆらめかせて。

「…グレイさ、ま、……くだ、さい…」

消えるような小さな声で、本当に恥ずかしそうに、

そう、呟いた。

「……よく、できました。」

そのまま、一息に、自分の熱をジュビアの中に射し込んだ。


ほんとは。

ほんとは、もう、挿れたくて、挿れたくて、しかたなかったんだけど。
でも、どうしても、おまえのそのセリフが聞きたくて。

だって、可愛すぎるだろ。

俺にこんなに苛められて、
泣きながら、
「……ください…」なんて。

かわいくて、やめられなくて、最近は、いつもこう。

終わった後に、消えたくなるように縮こまるジュビアも、とんでもなく愛しいんだ。

挿し入れた自分が、もう、何の余裕もないのがわかる。

余裕ぶって、こうして、虐めてみても、
結局は、追い詰められるのは、俺なんだよな。

泣きながら下で喘ぐ、ジュビアの唇を、噛みつくように塞ぐ。

何度も何度も突き上げながら、

「…好きだよ……好きだ……」

と、溢れる気持ちを吐き出したーー。







〈了〉





……、……すみません。

泣き顔ジュビたんを、見てるうちに、つい。

反省して、ます。
(また、やるけどね)