ことのは ⑦
グレジュビ超短編 『ことのは 』シリーズ⑦
ごめなさい。
思いっきり大人向け……////
苦手な方は、バックプリーズ…!
*
「……や、グレイさ、……あ、」
組み敷いたジュビアを、指で追い詰める。
啄むように、唇を、舌を。
何度も何度も宥めるように、掠め取る。
グチュグチュと、かき混ぜると、ジュビアの中が、これでもかと言うほどに俺の指に絡み付いてきた。
追い詰められたジュビアは、もう、瞳に涙を湛えて、
必死で声を我慢している。
…くそ、…かわいい。
……もっと、もっと。
「…や、っ、グレイ様…もう…」
「ほら、もっと、声出せ」
「や、やだ、…やだ…」
「…や、じゃねぇだろ?……ほら」
そう言って、指を中で折り曲げて、思いきりこすってやった。
「…やっ、あぁぁっ…」
ポロポロと涙をこぼしながら、ジュビアの甘い声が響く。
あぁ、自分が、もう、限界なまで張りつめているのが、わかる。
やばい、……挿れたい。
でも。
でも、これからだ。
親指で、甘い粒を、3本の指で、うねる中を、舌で、舌と首筋を、そして、耳を。
こうやって、追い詰めるのも、可愛すぎて、もう止まってやれない。
「……グレイさ、ま、、、っ……や、あぁっ」
攻められ続けて、ジュビアの中が、身体が、脚が、大きく跳ねた。
そのまま抱きつぶすかの勢いで、ぐっと抱き締める。
「……ふぇ、……あ…」
泣きながら、こうやって逝くコイツって、もう、壊滅的にかわいいんだけど?
でも。ここからが、醍醐味。
聞きてぇ。
「ジュビア」
「……っ、や、」
「……ジュビア、なんて、言うの?」
追い詰めるように、ふっと嗤って。
そう、ジュビアに尋ねると。
ジュビアは、大きく瞳を見開いて。
フルフルと、首を横にふった。
「ジュビア」
もう一度、ジュビアの名前を呼ぶ。
でも、ジュビアは、また、大きく首を横にふった。
「…ふーん…」
「…………!」
「……あ、そ。
……言わねぇなら、また、こうすんぞ?」
そう言って、もう一度、ジュビアの中に指を埋める。
「…やっ、、やだ、やめて、くださ……」
「……ほら、なんて、言うの?ジュビア」
ジュビアの目から、また涙が溢れる。
それを、ペロリと舐めとりながら。
「……ジュビア、言えって、ほら」
ジュビアは、ギュッと眼をつぶって、どうしても嫌だと言わんばかりに、また大きく首をふる。
「…ジュビア、……言えっつの。」
指の動きをさらに激しく、それから、今度は唇を耳元で。
「……言わねぇなら、ずっと、このままだぞ?」
そう言うと、ジュビアは、ふるっ、と身体を震わせて。
それから、
「……い、言いま、す、…っ」
そう言って、また、ヒックヒックとしゃくりあげた。
ジュビアの目元にそっと、キスを落として、じっと見つめると。
ジュビアは、揺れる瞳をゆらめかせて。
「…グレイさ、ま、……くだ、さい…」
消えるような小さな声で、本当に恥ずかしそうに、
そう、呟いた。
「……よく、できました。」
そのまま、一息に、自分の熱をジュビアの中に射し込んだ。
ほんとは。
ほんとは、もう、挿れたくて、挿れたくて、しかたなかったんだけど。
でも、どうしても、おまえのそのセリフが聞きたくて。
だって、可愛すぎるだろ。
俺にこんなに苛められて、
泣きながら、
「……ください…」なんて。
かわいくて、やめられなくて、最近は、いつもこう。
終わった後に、消えたくなるように縮こまるジュビアも、とんでもなく愛しいんだ。
挿し入れた自分が、もう、何の余裕もないのがわかる。
余裕ぶって、こうして、虐めてみても、
結局は、追い詰められるのは、俺なんだよな。
泣きながら下で喘ぐ、ジュビアの唇を、噛みつくように塞ぐ。
何度も何度も突き上げながら、
「…好きだよ……好きだ……」
と、溢れる気持ちを吐き出したーー。
〈了〉
……、……すみません。
泣き顔ジュビたんを、見てるうちに、つい。
反省して、ます。
(また、やるけどね)
*