glazed frost

FTのグレジュビ、OPのサンナミをこよなく愛するブログ。

へカーテの花〈3〉

グレジュビ、プチ連載。へカーテの花、第3幕です。
続けて投下、どうしよう。逃げたい。

話が拡がり始めましたが、まだまだ序章ですみません。

そして、昨日もグレジュビの日なのにこんな暗い話で。。゚(゚^ω^゚)゚。
もっと、ハッピーなの、上げたいのに!

では。
お心の広い方のみ、どうぞ。







グレイは、手の中にあるペンダントを握りしめて、目の前の老人を見つめた。
この2か月間、探しても探しても出てこなかった手がかりが、つい三日ほど前に、偶然にグレイの手元に転がり込んできたのだ。
『グレイ!これ…!』
そう言ってペンダントを握りしめながら、息せき切って部屋に飛び込んできた時のロキの表情が、頭の中で回る。

そして、扉を挟んだ、その真向かいで。

手の中に何かチェーンらしき物を握りしめて、食らいつくような瞳で自分を見すえてくる青年を、マカロフはじっと見つめた。
来るべきときが、来たか。
そう、思った。

「……ジュビアは、今、出掛けていての」

そう言うと、その黒髪の青年は、ビクッと肩を震わせた。
噛み締めた唇を解いて、何かを言おうとそれを震わせたが、次の言葉が出てこないらしい。

「……おぬし、名前は?」

ジュビア、という娘がここにいると聞いた、会わせて欲しい、と、突然にそう言ってやってきた黒髪と金茶髪の二人連れに、そういえばまだ名を聞いてなかった、と、マカロフは思い出してそう尋ねてみた。

「……こちらは、グレイ=フルバスター侯爵、です。
現帝国軍の4将軍の1人。
氷魔将軍の地位を、拝命しております。
僕は、その副官で、ロキ、と申します」

震えている黒髪の横で、金茶髪の青年がゆっくりとそう言った。

「フルバスター……?」

フルバスター、と、そう言ったか?
では、まさか、この青年が。
帝国の軍部はすっかりと若返って、ギルダーツを中心に今や破竹の勢いだ、ということは勿論聞いている。
信じられない思いで、マカロフが呆然とその黒髪の青年を見つめていると、彼は何かを言いたげにじっと、マカロフの方を見つめながら、右掌を心臓に当て静かに頭を下げて、軍礼をした。

……あぁ。……似ている。
これも、運命の悪戯、か。
ジュビアが、引き合わせてくれたのか。
では、ジュビアはもしかすると。
しかし、今の彼女を見る限り、こうなった事情には計り知れないものが、あるにちがいない。

複雑な思いを噛み締めながら、マカロフは突然の来訪者二人を、慈善院の中に招き入れた。





ジュビアは、長椅子でマカロフにしがみつく様にして座っていた。
向かいに座っているグレイの視線が、逃すまいとでも言いたげにジュビアを捉える。
その熱と瞳の強さに、気持ちがどんどんと混乱してくる。

ーーどうして?……どうして、そんな眼で見るの?

なんとかしてそれから逃げたくて、ジュビアは更にマカロフに縋り付いて視線を逸らした。

「ジュビア、彼は、グレイ=フルバスター侯爵、じゃ。
おぬしを、迎えに来た、とそう言うておる」

マカロフのその言葉に、ジュビアは、フルフルと首を横に振って、更に深くマカロフの腕に顔を埋めた。
拒絶。
ジュビアはマカロフの腕に縋って、何度も何度も首を横に振った。
後ろに立っているミラジェーンが、ポンポン、とジュビアの頭を撫でている。

「……と、本人は、言うておるが?」
「…っ、駄目だ」

マカロフのその言葉に、グレイが即座に答えを返す。

「ジュビア」
「……イヤ、イヤです。
貴方なんか、……知らない。
会ったことも、ありません」
「…っ、ジュビア、俺は…!」
「……ほんとに、貴方なんか、知らないの…!」
「違う!
ジュビアは、俺の妻だ…!」

ジュビアが、大きく首を振って彼を拒絶しようと発したそのセリフに。グレイが、そう叫んだ。

グレイから突きつけられたその言葉に、ジュビアは思わず顔を上げる。
そして、呆然として、グレイを、見つめた。

今、彼は、なんて言ったの?
妻?
では、ジュビアと彼は、結婚していた、と?
そういうことなの?

気持ちをぶちまけるようにそう叫んだグレイは、今度は泣きそうな瞳でジュビアを見つめ返してきた。

「……ほんとに、……覚えて、ねぇんだな…」

彼の瞳が、悲しみの色を湛えて、わずかに伏せられた。
そうして、くそ、と、そう言いながら不機嫌に髪をかきあげる。

「……うそ…」
「……嘘じゃ、ない。
一年前に、帝都の教会で、結婚式を挙げた」
「……!」

そう言って、グレイは、隣にいるロキを見た。
グレイに促されたロキは、優しく微笑みながら、コクリと頷いて。

「…本当だよ。ジュビア。
僕も、式に参列した。
君と、グレイは、神の前で誓いあった、正真正銘の夫婦だ」

と、語りかけるようにジュビアにそう言った。

カタカタと身体が震えるのを、ジュビアは自分で止めることが出来なかった。
夫婦。この人と、自分が。
わからない。ありえない。
でも、心のどこかで、あぁ、と納得している自分もいる。
ジュビアは、何も言えずに、また、マカロフの腕の中に顔を埋めてしまった。

「……しかしのぅ。
急に現れて、この娘の夫だ、と言われても。
わしらには、それを信じていいのかどうかも、わからん」
「………!」
「……何をもって、おぬしが本当にジュビアの夫である、と証明する?」
「……それ、は、」
「第一。
……この娘は、河で溺れて、死にそうになっておったのじゃ。
そのことに対する説明もなしに、はいそうですかとジュビアを渡せる筈もなかろう?」

マカロフの畳み掛けるようなその台詞に、グレイはぐっと押し黙ってしまった。
しばらくの間、二人の間に、沈黙の時が流れる。

マカロフは、ふぅ、とため息を漏らした。

「……説明、できんのなら、引き取ってもら…」
「…っ、ジュビアの…!」

ぐっと拳を握りしめて、グレイがマカロフの言葉を遮った。
キッ、と、見据えるようなその瞳は、強い力でその奥にある光を増した。

「……ジュビアの。
脚の付け根、内側の肌に。
小さな痣が、ある。妖精の、形のような」
「……!!」

突然にそんなふうに語り始めたグレイに、皆が唖然として、言葉を飲み込んだ。

「……それから。右の首筋の斜め下の背中に。
小さな黒子が3つ、並んでる」

この人は、何を言い出すのだろう。
そんな、自分の身体でも、見たことがないような、そん場所の話をこんな所で。
ジュビアは、羞恥と混乱で、真っ赤になった頬を隠して首を横に振った。

「グレイ、ちょっと…」
「黙ってろよ、ロキ」
「イヤイヤ、でもさ」
「こいつらが、証拠がねぇ、って言うから。
俺が、ジュビアの夫だ、って分からせる話をしてやってるだけだ」

何かの覚悟を決めたような据わった瞳で、グレイは、切って捨てるようにそう言った。
……これで、足りないのなら、まだ、いくらでも。
そう言ってグレイは、じっとマカロフを見つめた。

「……ミラ」
「…ええ。確かに。
彼の言ってることは、間違ってません」

マカロフに、視線と共に確認の声を掛けられたミラジェーンは、ふぅ、と小さなため息をつきながらそう言った。
ジュビアが、自分では起き上がることも出来なかった最初の一ヶ月間、ジュビアの身の回りの世話をしていたのは彼女だ。
そのミラがそう言うのであれば、それは正確にジュビアの身体的特徴を言い表して、いるのだろう。

マカロフも、ふぅ、と大きくため息をついた。

「…わかった。
……して、河で溺れた件については?」

ギッ、と睨みつけるような眼で、マカロフがグレイに次の説明を求めた。

「……あれは、事故、だった。
俺達は、帝都を離れて、二人で、ここから北にある雪の街セリアの別邸に来ていて」
「………」
「……ジュビアは」
「………」
「ジュビアは、その別邸で、窓から落ちて、河に転落した。なぜ、そんな事になったのか、は、……詳しくはわからない」

グレイは、そう言うと、何かに耐えられないようにその瞳を伏せた。

「……俺が。
俺が、その部屋に辿り着いた時には、もう、ジュビアの身体は、窓から落ちる寸前、だった」
「……やめ、て」
「必死で、手を伸ばしたんだ。
でも、手は、届かなくて…!
おまえは、河に、飲まれていった…」

グレイの瞳が苦しげに揺れた。
その時の様子を思い出した、のだろうか。
握りしめた拳が、わなわなと震えていて。
その姿を見ているだけで、彼がどれだけ苦しんだのかが、誰の目にも明らか、だった。

「……前日からの豪雨で、河は増水していて。
必死で。必死で、探したけど、おまえは、見つかんなくて…!」
「………」
「……何の、手掛かりも、なくて。
周りも、もう、諦めろ……って」
「………」
「でも…!
どうしても。
どうしても、諦める事なんて、出来なかった」

言葉を詰まらせながらも必死でそう語るグレイの声の向こうで、ジュビアの脳裏にはあの冷たい濁流の記憶が蘇ってきた。
冷たい河の流れよりも、もっともっと深い、身を引き裂くような痛みも。
あそこに全てを置いてきたのに、なぜ、と、ジュビアの心の奥がそう叫ぶ。

「……嫌、やめて……」
「ジュビア」
「……お願い、です。
ジュビアは、どこにも行かない。
何も、聞きたくない…!」

流れてしまったのなら、このまま永遠に取り戻せなくても、構わない。どうか、静かに、このまま。
本来なら自分を知っているという人が現れたら湧き上がるであろう、安心感や信頼感といった類のものは、ジュビアの心の中にはまるで湧いてこなかった。
それが、逆に、恐ろしい。

圧しかかる重さに耐えられなくなって、ついにジュビアはフラリとその場で立ち上がった。
そして、逃げだすように、後方の扉に向かって駆けていく。

「ジュビア…!」

同じく立ち上がって、ジュビアを追おうとしたグレイを、マカロフの杖が止めた。

「……!」
「……待たんかい。小僧。
ミラ」
「はい」

マカロフは、視線だけで何かを伝えるようにミラの名を呼んだ。
返事をしたミラは、心得ました、とばかりに微笑して、そのままジュビアの跡を追ってその扉の向こう側に姿を消した。

「……っ、ジュビア!
はな、せよ!じーさん」
「……やれやれ、口の利き方を知らんクソガキじゃのう」
「……っ」
「落ち着かんかい、ばかもん。
ジュビアは、どこにも行ったりせんわい」
「………!」

マカロフにそう言われて、グレイはぐっと臍を噛んだ。
だが、マカロフの何かを諭すようなその眼に。
睨みつけるかのようにマカロフを見据えていたグレイのその瞳も、ゆっくりと冷静さを増していった。

「……、すみ、ません」
「グレイ、ほら、座って。
本当に、申し訳ありません。
無礼を、お許しください」

ぽつり、と、平静を失った事を謝ったグレイの横で、優秀な副官が、丁寧な謝罪の言葉を述べた。

……こいつに、いつもこうやって助けられるのだ、自分は。
駄目だ。しっかり、しなくては。
落ち着け 。
自分は、自分の大事な、大事な物を取り返しに、ここに来たのだから。

目の前の老人に向かって、グレイはもう一度、右掌を心臓に当てる拝礼をして、ロキに促されるそのまま、ゆっくりと、腰を下ろした。

「……軍礼、か。
懐かしいのぅ」
「………」
「つまりは、お前達は、わしが誰だか解っておる、と。そういうことでよいのかの?」

マカロフのその台詞に、グレイとロキは、もう一度胸に手を添えて頭を下げた。
諾。
それが、彼等の答えであると、マカロフには解っていた。
彼等が、この慈善院を訪れたその時、この軍礼を自分に向かって拝したその時から。

「……ギルダーツは、大変だろうの。
こんな血気の盛んな小僧ばかりを従えて」

クスリと、小さく笑ってマカロフがそう言った。

「はい。ギルダーツ…いえ、クライヴ元帥は『今回の4人はやんちゃが過ぎる』と、常々。
中でも、炎龍将軍には、特に手を焼いておられます」

クスクスと笑いながら、ロキもそう続けた。

「雷鬼将軍も、お元気でいらっしゃるようですよ。
東方での任務に就かれてもう1年経ちますので、そろそろどなたかと交代になるのでは、と、思います」
「あのクソ孫の事は心配しとらん。
しかし、そうか。
戻るのであれば、ミラは、返してやらんといけなくなるのぅ。それはそれで、困ったもんじゃ」

あ奴はどうでも良いが、ミラがいなくなるとここが困るではないか。
ブツブツと口の中でマカロフがそう言った。

「……姫さん方、は、お元気か?」

続いて訊ねられたその質問に、ロキはまたニッコリと微笑んで「はい」と答える。

「姉姫さまは、長きに渡って暗礁に乗り上げておられたお輿入れが、先日やっと決まりまして」
「ほぉ。
ジェラール殿も、あのやんちゃ姫を貰う覚悟をなさったか」

帝国の一の姫の縁談は、問題の山積みで延期に延期が重ねられていたが、どうやらそれは解決したらしい。
マカロフは、喜ばしいその情報に頬を緩めた。

「大変でしたよ。
隣国のお家騒動がやっと解決したと思ったら、今度は姉姫さまが、ゴネだしまして。
この帝国を放ってはいけぬ、とかなんとか」
「…ふぉふぉ。姫御前らしいの」
「結局、中姫さまが、この国をお継ぎになる、という事で、やっと、話が纏まりました」

この帝国には、現在、世継ぎの王子がいない、のだ。
3人いる姫君達の誰かが婿を取って、王座を継がなくてはならない
当初は、一番上の姉姫が、女王としてこの国を継ぐのか、と目されていたの、だが。
ところが、姉姫は隣国の王子と恋仲になってしまった。その隣国もまた、内乱や侵攻、お家騒動などで揉めに揉めていて。
この帝国の王位を含めて、事態が結局どうなるのか、と皆がヤキモキしていたのだが。

「中姫さまが『あたしが婿を取って跡を継ぐから!』と宣言してくださいまして」

ロキが微笑みながらそう言ったその言葉に対して、今まで黙っていたグレイが苦虫を潰したような顔をしてボソッと
「あのクソ炎が皇帝になるようじゃ世も末だ。
そうなったら俺は働かねぇからな。」とロキに向かってそう言った。

「……そうか。
皆が、元気なら、それで、よい」
「………」
「……さて。
話を戻そう」

そう言って、マカロフは、じっと目の前の黒髪の青年を見つめた。

あの頃。
彼は、ちょうど10歳を1つか2つ過ぎた位の年齢、だったはずだ。
だとしたら、今は、21〜22歳位、といったところか。

何の後ろ盾もなく、この若さで、氷魔を名乗っておるとは。
自分の力で、ここまで、這い上がった、のか。

しみじみと、その双眸を見つめて、マカロフはまたしても、懐古の念に駆られた。
あぁ。……やはり、似ておる。
瞳の奥に、何かが滲みそうになって、マカロフはぐっとその感情を耐えた。

今は、それに囚われてはならない。

ジュビアの事を、第一に考えてやらなければ。

「……ジュビアは、何も覚えておらん」
「………」
「……そして、今日のあの、怯えようを見ても。
おぬしにジュビアを返すのは、どうかと思うのじゃが…」

そう言った、マカロフに向かってグレイは、ぐっと、その拳を握りしめた。
ここで、退くわけには、いかない。
自分はジュビアなしでは、生きられない。
それは、この数ヶ月、何度も何度も自分が噛み締めた思いだった。

「……お願い、します。
俺に……。俺に、ジュビアを返してください」
「……そうは、言っても、のぅ」
「…っ、お願いします…!」

グレイの懇願にも似たその叫びは、マカロフの心も痛いほどに刺さった。
そのまま、頷いてしまいそうに、なるほどに。

「……ジュビアは。
あの子は、慎重で、思慮深い子じゃ。
間違って足を滑らせて、豪雨の中に落ちるようなことは、なかろう」
「……っ」
「夫婦の事に口を出すのもどうかと思うが。
何か、語れない事情かあるのかの?
それとも、ジュビアの気持ちなど図ることもできないような、夫婦とは名ばかりの関係か?」
「そんなことは、ありません!」
「………」
「俺は、彼女を愛しています。
ジュビアも、きっとそうだったはずだ」
「………」
「なにも。
この気持ちを証明出来るものなんて、何も、持ってない。
でも!」

グレイは、そこで、言葉を切って。
そして、静かに、マカロフを見つめた。

その、グレイの瞳が。
僅かに滲んで、水膜が、揺れた。

「……信じて、くださいとしか、言えません。
もう二度と。
もう、二度と、……彼女を、ジュビアを、
失いたく、ない」

そう言ったグレイは、片手で握りしめていたチェーンのような物を、ぐっと両手で抱え込んで。
そのまま、合わせたその両手を額に当てて、祈るように頭を下げた。
ポタリ、と、その袖口に、涙が落ちるのを、マカロフはその双眸で、じっと、見つめた。

ふぅ、と。

静寂を切るかのごとく、大きな溜息が、その場にこぼれた。
何かを、悟った、と。
そう言いたげな溜息だった。

そして、その場に、ピキン、と張り詰めるような空気が流れる。

その、静寂の中。

重く、威厳のある声が、空気を震わせた。


「……フルバスター将軍、腕を掲げよ」

10年ぶりじゃの。

マカロフはそう思いながら、懐かしい軍下の律をその唇にのせた。

はっ、として、グレイが、その顔を上に上げる。

そして。
慌てて、その瞳から涙を拭うと、
すくり、と、まっすぐにその場に立ち上がった。

僅かに袖口を捲りあげ、拳を握りしめて、自らの手首に巻いてある装甲の腕輪を左胸の心臓に当てる。

「…ジュビアを、愛している、と、そう言ったの」
「はい」
「……では、そなたの誓いをたてよ」

帝国軍礼の1つ、双誓。
地位を拝命された時に与えられる腕輪と、もう一つ、何か自分の大事な物とに。自らの誓いを立てる。
懐かしいその儀礼を口にして、マカロフは、涙ぐみそうな思いで目の前の黒髪を見つめた。

「……その気持ちを、何に、誓う?」

「この、腕輪と。
……父の、魂に」

「………!」

「誓います」

あぁ……と。

目の前の青年の、その、瞳に。
誓ってくれた、その、言葉の重みに。

マカロフは、ついに、その瞳から涙がこぼれるのを、我慢出来なくなったーー。






〈続〉





↓ ↓





後書き……。






まだまだ序章……なのに。
長い……。


需要あるのか……と、不安しかないです、この話。
このまま書いてて、いいです、か……?
。゚(゚^ω^゚)゚。


あの、ちなみに、なんですけど。
ご領主さまは、コンボルト卿です。

コンボルト卿(笑)→→誰だかわかりますでしょうか。