glazed frost

FTのグレジュビ、OPのサンナミをこよなく愛するブログ。

ことのは ⑭

久しぶりの更新で、グレジュビ短編。
『ことのは』シリーズ ⑭
〜瑠璃色のゆりかご〜です。

いや、グレジュビでもなければ、ガジレビでもないものが出来てしまいました。

少しでも皆さんにほんわかして頂けたら嬉しいです。

相変わらずの駄文なのはご勘弁くださいませ。


ではでは何でも許せる方のみ、どうぞ〜







「あのぅ、お1人ですかぁ〜?」

街の中心に程近い広場にある花時計。その周りにぐるりと設置されたベンチに座っていたら、突然前方からそんな黄色い声が聴こえてきたので顔を上げると。

全身からキャピキャピという音が鳴り響いてきそうな、見た目も中身もこれぞギャルの見本とでも言いたくなる女の子の2人組が、グレイの目の前に立っていた。

「少し前から、ここに座ってますよね〜」
「私達、ずっと見てたんですけど〜」

これが何かの撮影なら、可愛さ演出バッチリ!いいね!と監督からの太鼓判を押されそうな作りもの臭をプンプンとさせて、2人は小首を傾げてそう続ける。

「……あー、まぁ、うん」

グレイが苦笑しながらそう答えると。

「あのっ実は私達、この辺りが初めてで、よくわかってなくて〜!色々教えていただけたらなぁって」
「…………」
「もしできたら、お昼、ご一緒しません?
あそこのお店、パスタがとっても美味しいって評判なんですよ〜」

目の前の2人は相変わらず、突き抜けるような黄色い甘ったるい声で、そんな風に言ってきた。
もちろん、キャピキャピと音が鳴るポーズも忘れない。色鮮やかに彩られたネイルの爪を見せつけるように、可愛らしく胸の前で指を絡める。

この辺りが初めてだと言うその口で、あそこのお店が美味しいとちゃっかり言ってしまうあたりが矛盾なのだが、それには全く気づいてはいないようだ。

グレイは苦笑しながら、心の中で『あーめんどくせぇ……』とこっそり呟いた。

「お願いします〜、ぜひ」
「きっと一緒だと楽しいですよぉ」

まるで断られるとは思ってもいないその口調にも失笑が漏れた。
自分達の容姿にもなんだかんだで自信があるのだろう。
マジで面倒クセぇ。
さっさと切るに限る。

「……悪ぃけど、俺、待ち合わせしてるから」

そう。

今日は3日ぶりに会う大事な彼女との約束が、ある。

こんな、頭を振ればカラカラと音が鳴りそうな小娘どもに構っている暇はない。
それに、早く断らねぇとこれまためんどくさいことになる。
そんな風に思っていると。

斜め前の花屋の柱の陰から、フワリ、と軽く巻かれた青い髪が顔を半分覗かせているのが、見えた。
じとーっと、音がしそうな形相で、こちらを凝視している。

そうして、その水色の彼女は
ジメジメとこちらを見ていたその瞳でキッと2人組ギャルを睨みつけて。
「…恋敵…!!」と地を這うような声でそう唸った。

何年経っても変わらないその光景に、グレイは、ブッと、盛大に吹き出してしまった。
いつまで経ってもこれかよ。
ヤバイ。笑いが止まんねぇんだけど。

でもそんな様子を彼女に見られたくなくて、グレイはクツクツと肩を揺らしながらも必死で笑いを堪えてみた。

そんなグレイの様子に何を勘違いしたのか、
「え〜?待ち合わせって嘘でしょぉ?」
「ねっ、行きましょ行きましょ!」
目の前の2人はまたしても甘ったるい声でそう言いながらグレイの手を取った。

すると。

「……ちょっとグレイ?
何してんの?」

今度は真横から、聞き慣れた声が呆れ返ったようにそう言ってくるのが聴こえてくる。

「おー、レビィ」

掴まれていた腕をスルリと抜いて、真横からこちらに向かって歩いてきている小さな彼女に向かって、ヒラヒラとその手を振った。
パッと見て一瞬でこの状況を把握したのだろう、ハァ…もう〜何してんの?とでも言いたげな目で、溜め息をこぼしながら呆れ返ったレビィのその顔も可笑しい。

それから、もう一度、チラリ、と前方の柱の陰の水色の彼女に目を遣ると。

件の彼女は、柱をぎゅうっと掴んだまま、今度は身体を半分こちらに乗り出してワナワナと震えている。
そしてそんな彼女の背後に、小さな水柱がゴゴゴゴ…と音を立てて回っていた。

「…ブッ」

駄目だ、我慢できねぇ。
グレイは今度はもう、隠すことも忘れて盛大に吹き出した。

ホントにいつまで経っても変わらない可愛い彼女は、こんなところにもその効果を充分に発揮している。

「グレイ?」

そんなグレイを見て、不思議そうにそう尋ねてきたレビィに向かって「いや、アレ」と前方の柱を指差して肩を揺らすと。

レビィは、ん?何?とそちらに目を向けた後で、グレイと同じようにプッと吹き出した。

「…やだ、もう。マジで可愛すぎるんだけど」
「だろ?」

そんなレビィの言葉に照れも忘れて思わず素直に頷いてしまってから、イヤイヤ何言ってんだ俺は、とグレイは冷静になって自分に突っ込んだ。

そんなグレイとレビィとのやり取りを聞いていたのか。

「あのぅ〜待ち合わせってこの人ですかぁ〜?」

存在を忘れていた目の前の2人から、ブスっとした声でそんな台詞が聞こえてきた。
見るからに不満げなその表情を見て、グレイはまた『うぜぇ…』と内心で毒を吐く。

ハァ、とひとつ。
小さなため息をついたグレイは、徐にすくっとその場で立ち上がったかと思うと、目の前の2人の前を颯爽とすり抜けてスタスタと花屋の柱の所まで歩いていった。

そこから、半身を乗り出して震えている水色の彼女の手を取って、自分の方にそっと引き寄せる。
トタタっと倒れ込むように転がり出てきた彼女に寄り添って。

「待ち合わせの、大事な彼女。
こっちの方だから」

そう言ってギュッとその手を握ってから、すぐ下に見えるその顔を覗きこんだ。
すると、先ほどまで半分泣きそうな顔でジメジメと負のオーラを漂わせていた件の彼女は、ポポポッと真っ赤に頬を染めながら、パァァァとその顔に満面の笑みを浮かべた。

グレイの顔にも、また、クスリ、と笑みが零れた。
それから、胸の奥の方からなんとも言えない愛しい気持ちが湧き上がってくるのがわかる。

この笑顔だ。自分が誰よりもよく知っている笑顔。
『グレイ様〜』という温かい声が、いつもグレイにその笑顔を連れてきてくれる。
グレイが、守りたいと、そう願ってやまないその笑顔が、ここでもこうして、幸せそうに花開く。

そんな2人の様子を見ていた逆ナンギャルの2人組は、なんだか『うげ』とでも言いたげな表情で盛大に顔を顰めた。

それから。
なんだか今度はざざっと2〜3歩後ずさったかと思うと。

「やだ、ちょ、もう行こ」

そう言ってそそくさとその場から退散していった。

何アレ?
イケメンなのに残念すぎない!?
マジでありえないよね〜

立ち去っていく2人が口々に発しているそんなキンキン声が微かに聴こえてくる。

ハァ?うっせぇよ。
こっちがありえねぇっつの。
そう怒鳴り返してやりたいのをグッと堪えて、心の中だけで『チッ』と舌打ちをしてやった。
俺も大人になったという事にしておいてもらいたい、とグレイはしみじみそう思う。

その様子を見て、クスクスと笑いながらレビィがこちらに近付いてきた。
レビィの左隣には、黒髪の目つきの悪い男がジロッとコチラを睨んできていて。
これもまた、変わらねぇなぁ、とグレイはまた吹き出したくなる気持ちをぐっと堪えた。

面白ぇから、もう少し遊んでみるか、とグレイはそっと隣の彼女の手を引いて。
そうして、グッとその小さな身体を抱き上げた。

「いい子にしてたか?ルリ」

クシャリとその髪に手を入れてそう尋ねると、水色の彼女は「うん!」と満面の笑みをその顔に浮かべて。
それから、ぎゅうっとグレイの首筋にしがみついてきた。

「おかえりなさい、パパ」
「おぅ、ただいま」
「…ママは?」
「……うん?
うん、大丈夫。ちゃんと、元気だから」

そう言ってやると、ルリは、ホッとしたように顔を緩ませた後で。
慌てて唇をぷいっと膨らませて
「…ま、まぁ、ママのことはいいんだもん。
こ、恋敵なんだから」
と、取ってつけたようにそう言った。

やべぇ、マジで可愛い。
どうしたらいいの?俺。

ここ最近、ルリの中では、どうやらママは恋敵認定がされているようで。
『ルリ、大きくなったらパパのお嫁さんになる!』
そうルリが宣言するたびに、もう1人の水色が、
『ダメです〜!パパはママのものってずぅーっと前から決まってるんですぅぅ』と本気になってやり返すものだから。
なんだか毎日繰り返されるソレは今やフルバスター家の日課になってしまっている。
そっくりな顔でそんな風に言い合う2人を見ていると、グレイはまた笑いが止まらなくなってしまうのだが。



「パパ〜、ルリとママとどっちの方が好き?」

抱き上げたルリが、ニコニコ笑いながらそんな風に聞いてきたので。

「んー?じゃあルリは、パパとママとどっちの方が好きだよ?」

ルリが困るのがわかってて、自分もそんな風に聞いてみてやった。すると。

「そ、そそれは、パパよ!
パパに決まってるじゃない」

ルリは焦ってプイっと横を向いたあとで、ツンとしてそう返事をしてきた。
母譲りのそっくりな外見のくせに、素直になれないこの性格はどうやら自分の血を受け継いだらしいとグレイはクスクスと笑ってしまう。

「パパは?」
「んー。じゃあ、俺も。
ルリのホントの気持ちと、一緒の答えだよ」

そう言うとルリは、ほんの少し目をキラキラさせて嬉しそうな顔をした後で、慌ててまたその顔を隠そうとした。
一途なその様子になんだかじんわりと何かが滲んで来るような気がする。

「……ルリ」

優しく、ルリに向かって、そう声を掛けた。

「…ママがな、ルリに会いたいって」

「………!」

「ずっとずっと、ルリのことばっか、言ってたよ。
ルリに会えなくて寂しいです〜って、ベソベソ泣いてたぞ」

「……!!」

グレイのその言葉を聞いて、ルリの顔がクシャリ、と歪んだ。
それから、うぅ〜っ、と、唇を噛みしめて唸ったその後で。
瞳にじわじわと浮かべたその涙を隠す様に、ぎゅうっとグレイの首筋にしがみついて来る。

その姿にこみ上げる愛しさを堪えきれなくなって。
グレイもポンポン、と抱き上げたその背をたたいてやった。


ジュビアのお腹に、2人目の子供が出来た。

最初は、妹か弟が出来ると喜んでいたルリも、ジュビアのお腹が大きくなるにつれて、段々と寂しくなってきたのだと思う。
体調を慮ってあまり動けないジュビアを心配する気持ちと、なんだか赤ちゃんにママを取られてしまったと思う気持ちとか相まって。
臨月に入ってからは、ジュビアのことを恋敵と呼んでグレイにピッタリとくっ付いて来るようになった。
そうしたら、ママが、自分に構ってくれるから。

『ま、要するに俺ってダシだよな』

グレイが笑ってそう言うと、ジュビアはへにゃりと苦笑しながら、眠ったルリの髪を優しく梳いてやって。
それから可愛らしく、ふふっと微笑んで、
『でもルリよりも誰よりも、世界で1番、ジュビアがグレイ様を好きですからね』と幸せそうに頬を真っ赤にしてそう言っていた。


「ママ、頑張ってたぞ」

「………!」

「ルリの時は、もっとすっげぇ頑張ってたけどな」

「………」

「赤ちゃん、男の子だって。
元気にギャーギャー泣いてたよ。

……ルリの、弟だな」

背中をポンポンと撫でながら優しくそう言うと、ルリはぎゅうっとしがみついていた腕を解いて。

そして、心底嬉しそうに、にっこりと涙混じりの笑顔を浮かべた。

「……ママとこ、行ったら、……もう、ママに会える?」

「おぅ」

「……赤ちゃんにも、会える?」

「おぅ」

グレイのその台詞を聞いて、小さな水色の彼女は、スンッとひとつ、しゃくりあげたその後で。

今度はパァァァと顔中に全開の笑顔を浮かべて

「じゃあ、行く!今から行くの!」

そう言って、グレイの腕の中でパッと両手を拡げた。

「おぅ、じゃあ、皆でな。
ほら」

急にバタバタと腕の中で暴れ始めた愛娘を、グレイがゆっくりと下に下ろしてやると。
先程までベソベソと泣いていた子猫は、解放された途端に元気一杯に駆け出していった。

そうして、通り過ぎざまに、レビィの隣にいた黒髪に向かって、
「さっさと来ないと置いてくわよ、チビ」
と偉そうにそう叫んでゆく。
「〜〜っ、チビって言うな、バカ女!!」
小さな黒髪は、プチッと顔に青筋を立てて怒鳴ってから、走っていく水色を追いかけていった。
小さな2人組が繰り広げる微笑ましい喧騒に、またしてもグレイはブッと吹き出してしまう。


目の前のチビッコ達をクスクスと笑いながら見つめていると。

「はい、これ」

グレイの元にゆっくりと歩を進めたレビィが、そう言って、大きなカバンと小さなリュックを手渡してくれた。

「早く会いたかったのね、先に飛び出していっちゃったのよ。そしたら」
そこまで言ってレビィはまたプッと小さく吹き出して。
「懐かしいものが見れちゃった」
数年前を思い出したのかレビィはそう言って、目を細めて笑顔を作った。

「……ありがとな、レビィ。
ルリ、預かってもらって」
「わざわざ何言ってんの。
いつも、お互い様でしょ」

グレイの感謝の言葉に、レビィが穏やかに微笑んでそう言ってくれる。
お互いの仕事やこういう有事の時には、皆で子供を預かり合うのはもう暗黙の了解となっていて。
フェアリーテイルは大きな家族だ。

「ジュビア、頑張ったんだね」
「……まぁな」

3日前に陣痛が来て、そこからまるまる2日をかけて、ジュビアは2人目の宝物をグレイに授けてくれた。

1人目、ルリの時には更にまだ時間が掛かった事を思い出す。
水の体質が影響するのか、上手く赤ん坊を送り出せなくて。
「……っ、グレイ様
ジュビア、上手に、出来、なくて……
ホントに、ごめん、なさい…」
苦しそうに項垂れてそう言いながら、ジュビアは本当に頑張ってくれた。

今回は更に、置いてきたルリの事が気になって気になって仕方なかったのだろう。
ベソベソと泣いて、ルリに会いたい、とずっとそう言っていたその様子が健気で愛しくて。

もうこれ以上大きくなれないと思っていた気持ちなのに、またジュビアを愛しいと思う気持ちが膨らんで増えてゆく自分がいた。

大切な大切な彼女。
今までもこれからも、ずっと、ずっと。
ジュビアなしでは、グレイはもう生きてはいけないだろう。

そして、そんな彼女がくれた、大事な宝物がある。

彼らを守るためなら何でもできる。

何を置いても、守ってみせる。

そんな想いを胸に刻んで。

小さな宝物達が目の前でじゃれ合っているその姿に目を細めながら、グレイは、ふっと微笑んだ。



黒い仔犬と水色の仔猫は、飽きることなくギャンギャンと何やら言い合いを続けている。

「つぅかおまえって、ほんっと頭悪ぃよな」
「は!?」
「一体何回言ったら、パパと結婚なんか出来ないって覚えんだよ、テメェは」
「う、うるさいわね」
「マジでバカなんじゃねぇの?
ベタベタしやがって、あぁ〜気持ち悪ぃ」
「…っ、何よ、アンタに関係ないでしょ!」
「かっ……か、関係ない……って」

ルリから発せられたその捨て台詞に、小さな黒髪がワナワナと震えている。
そんな黒い仔犬の様子には目もくれずに、ルリは、ぴょんと何かを思い出したように飛び跳ねた。

「あっ、そうだ!ケーキ!
ママに、ケーキ買って行こうと思っ…」
「…!! バっ、あぶねぇ!」

浮かれて飛び上がったルリが、バランスを崩して転びかけたのを、焦って目の前の黒髪が支えようと腕を伸ばす。
しかしそのまま、2人は縺れてドタドタと重なり合ってベタッと地面に転げ落ちた。
当然のように、黒い方が、下敷きになっている。

「ア、イタタタ……」
「……っ、ルリ!?
おまえ、怪我は……っ」
「んー? うん、全然大丈夫、みたい。
っていうか、アンタやっぱりドジね」
「…なっっ」
「なんで後から来て、先に下に転けるの?
チビだから?」
「……〜〜っっ
テメェ、いっぺん死ね!クソ女!」

そんな2人のやり取りにどうやっても笑いを堪えきれなくて、グレイはまた肩をクックッと震わせた。

「……ちょっと。
ウチの息子、報われなさすぎない?」

レビィが、やれやれといった顔で苦笑してグレイを横目で睨んだ。

「あんなに健気なのにさ」
「んー、いやぁ、素直じゃねぇ所が惜しいよなァ」
「げっ、グレイにだけは言われたくないけど?ソレ」
「あと、背が惜しい」
「あぁそう、何?私に喧嘩売ってんのね?」

レビィがジトッとグレイを睨みつけてそう言ってくるので、グレイは再度プーッと吹き出してしまった。

今日はなんだか、笑ってばっかりだ。

目の前では、いまだ小さな2人のバトルは続いている。
あの黒髪チビも、いずれはその血に流れる鋼鉄竜によく似た、でかいガタイのいかつい男に成長するのだろう。
そして、いつか、グレイから大事な大事な宝物を奪っていってしまうかも、しれない。
将来、幽鬼の2人にそっくりなこの2人が目の前でイチャイチャし始めたら、あの頃のジュビアを思い出して、グレイはものすごくヤキモチを焼いてしまう気がする。

……いや。

やらねぇけどな、まだまだ。

ルリは、まだ自分の物だ。
しばらくはこの父親の特権を充分に堪能させて貰おう。

小さな2人に歩み寄って、2人同時にクシャリとその頭を撫でてやりながら。

幸せな想いを胸一杯に膨らませて

グレイはジュビアの待つ病院へと足を進めたーー。

















【後書き】


ここまでお付き合いくださいまして、ありがとうございます。

箸休めのような、小話。

甘くもなく、辛くもなく、グレジュビでもガジレビでもないような中途半端な一品となりました。
ごめんなさい。

こんな拙いものではございますが、
少しでも、皆さんの心の癒しになれれば、幸いです。

1日も早く、落ち着いた穏やかな日々が戻りますように。
願いを込めて。



柚子