バタフライ・エフェクト
なんだか、昨日の騒ぎで荒れてますね……
毎回、悲しいことです。
少しだけ、私も自分の気持ちを言ってみようかと。
ではでは。
さて。
前にも少し同じような話をしたことがあります。
苦手な方は、回れ右、おねがいいたしますね。
前にも、言いましたが。
私も二次歴は長いので、今までにもいろんな版権のいろんなCPにはまってきました。
しかし、やはり、FTほど、CP論争のひどいものに出会ったことはありませんね。
若いファンの方が多いからかなぁとも、思うのですが。
私は昨日の騒ぎは、わかってて、あえて見ませんでした。
今も、まぁ他の方のTLで流れてくるような事は目にしてますが、ちゃんとは見ていません。
なんだか同じレベルになっちゃうような気がして。
挙句の果てに、原作者様が見かねて仲裁に出てくるという展開にまでなりました。
ちょっとどうかと思います。
私はそりゃ、グレジュビがあれば生きていけるという、頭のてっぺんから足の先までグレジュビで出来ている人間ですが。
でも、だからと言って、他のキャラをディスったり、別CPのことをどうこう言ったり、とか考えた事もないので。
どうして、そういう方向にいくのでしょうね?
よくわからないです。
ましてやあろうことか、先生に直撃で意見や文句を言うなんて、本当に考えられないです。
そもそも、作品の感想(それも『感動しました』とかのいい感想)以外のリプを送ること自体も、私はあんまりしようと思わないなぁ……。
『私はグレジュビが好きです♡グレジュビがあると幸せです』
的な、自分の好きCPを伝えるようなリプも私自身はしないようにしてます。
ほんの僅かなバタフライ・エフェクトが、先生に起こるのが嫌だからです。
(あくまで私個人がそうしてるだけで、もちろん皆さんはご自由でいいのですよ?私もこう、伝われ〜という念は密かに送ってます…笑)
前にお話したことと被ってしまいますが、
私達が、こうして、二次の世界を楽しませて頂くのは、原作者様の素敵な作品があってこそですよね。
まず、先生ありき、先生の作ってくださるFTの世界ありき、なのです。
その世界をお借りして、自分が好きなCPをそれぞれで楽しませていただいているのですよね。
そして、作品という大きな世界の中では、真島先生こそが神であり創造主でもあります。
今回、先生は、
『誰かに何かを言われたからといって、原作者が内容を変える事はありません。信念を持って書いているから』
とおっしゃってました。
確かにそのとおりだと思います。
でも。
きっと小さな影響はお受けになる。
そのほんの小さな、蝶の羽音のようなさざめきも、バタフライ・エフェクトとなって、どこかで大きな波になるかも、しれない。
色々、周りに言われたら、面倒になって路線を変えたり、たとえば、ここはグレイとジュビアで行こうかな、と軽くプロットを組んでおられたはずのものを、やっぱりアッチは今色々争いもあるから面倒だしガジルとレビィにしとこう、とか、なったりする事もあるかもしれない。
むしろそれが当然かなとも思うのです。
人間だもの。(←相田みつを)
私はしがない二次書きですが、こんな私にだってあります、そういうこと。
私自身は、原作でめざましいCPの進展とかそんなものは、なくて当たり前というか、それほど期待してないというか。だってメインは少年漫画だし。
いやもちろん、そりゃ原作でちょっとでもグレジュビっぽいのがきたら、小躍りして喜ぶのですが。
(ここでも叫んでますしね。ここは私が作る私の世界なので許してくださいませ(笑))
でもしかし、それは、なんというか『貰えたらラッキー』位の、そういうものです。
むしろ、いろんな方が色々言うことで、
ジュビアの出番が減るとか、内容変更されるとか。
そっちの方が、ほんとに悲しいし、やめて欲しい。
それが、私の正直な気持ちですね〜
勝手な事言って、ごめんなさいです。
おそらく、ほとんどの方は、ちゃんと良識をもって行動していらっしゃるのは、わかっています。
きっと、先生もそこはわかって下さってると、思う。
一部の悲しい行動が、CP論争の全部みたいになってるのは、悲しいことですね。
先生は、二次やCPに寛容でいらっしゃる分、他の作家様とちがって、むしろ二次をご覧になる頻度も高いのでは…?と思っています。
全くその手のものは、オール拒否して一切見ない!って作家様も多いと思うのですが。
ある意味、だからこそ。
二次の世界や、論争そのものが、先生に影響を与えてしまうこともあると思うのです。
それが原因で、作品そのものにその余波が来る、なんてことは、一番あってほしくないことですね。
もちろん、自分も込みで。
気をつけたいところです。
きちんとしたマナーで、
二次創作の世界を、皆できちんと楽しめることが出来ますように。
前に書かせていただいたことを、もう1度。
私達の手元に、一冊の本がやって来るまでに通ってくる、さまざまな方々の苦労の手を、忘れてはいけませんよね。
原作者さまはじめ、アシスタントの方々、版権の許諾に関わって下さる方々、出版社の皆様、印刷会社、製本、流通、卸、運搬、販売……。
たくさんの方々のいろんな思いと手が、通っています。
私も、未熟者なりに、
作品を享受させていただくことへの、感謝の気持ちを、ずっと忘れずにいたいと思います。
長々とすみませんでした。
柚子